FIVA Valve

燃料噴射・排気弁制御を全負荷域で最適化するバルブ

FIVA Valveは、MAN Energy Solutions社ME型機関において、一気筒につき一台搭載され、燃料噴射のタイミングと量、排気弁の駆動タイミングを制御しています。主機関の電子制御化に対応した製品であり、当該製品を用いることで、燃料噴射・排気弁制御を全負荷域で最適化するため、環境規制に対応する新製品として注目されています。

FIVAⅠ / FIVAⅡ

FIVAコントローラへの状態監視機能の実装

コンディションチェックでは内部リーク量の測定が訪船時かつ停泊時のみに限られます。また計測に約8時間かかるという問題があります。そこでFIVAバルブに取り込んでいる信号から内部リーク量を推定し、メンテナンス推奨状態をLEDで表示する機能を構築。バルブのコントローラ内に実装し、新たに機器を追加する必要はありません。

状態基準保全（CBM）のための状態監視BOXを製品化

本バルブに状態監視BOXを装備することで、重要コンポーネントである比例制御弁の状態をモニタリング。取得したデータを当社独自のアルゴリズムを用いた解析によりバルブの劣化や異常を予知することで、最適なタイミングでメンテナンスできます。船内で取得したデータは船陸間通信により陸側でも閲覧することが可能です。