Sustaina Blue

サスティナ・ブルー

持続可能な海運の未来を目指し
労働力や温室効果ガスの課題を解決する
技術革新を推進します

多くの物資や人をのせて、世界を航海する大型船。安全航行はもちろん、省人力化や低燃費化、環境負荷の低減など、
大型船の輸送を最適なものにするには、さまざまな取り組みが求められます。
社会的にも労働人口の減少や温室効果ガスの拡大といった課題が拡大する中、
ナブテスコでは、自律運航やAIといった新たな技術の追求により、持続可能な海運の未来を目指しています。

未来の船舶市場に大きな影響を与える2つのメガトレンド

人

人口構成変化>労働人口減少

2050年:世界人口の
6人に1人(16%)が65歳以上

  • ・内航船においては船員の高齢化、若手船員の不足が顕著
  • ・恒常的な厳しい労働環境
  • ・キーワードは「デジタル化と自動化」
CO2

気候変動>温室効果ガス拡大

グリーンランドで異常事態、
110億トンの氷が1日で溶ける

  • ・地球温暖化対策が明白な社会課題
  • ・環境負荷低減が企業の社会的責任でありSDGsへの貢献が求められる
  • ・キーワードは「クリーンエネルギー」

ナブテスコが提供する
持続可能な未来に向けた技術革新

省人力化

  • 自律運航
  • 遠隔監視

省燃費化

  • AI
  • 最適航路システム

GHG削減

  • 代替燃料
  • 推進源

ナブテスコでは、労働人口の減少や地球温暖化という社会課題に対し、自律運航や遠隔監視による省人力化、AIを活用した最適航路選定システムによる省燃費化や代替燃料/推進源の活用によるGHG削減での解決を目指しています。


省燃費に対しては、必要な電力・推進力を最適化するエネルギーマネジメント、コントロールシステムと連携した最適航路・運航モニタリング、気海象条件で異なる船体運動の最適化に関して開発を進めています。代替推進源に対しては、特に内航船で今後進むであろうハイブリッド・電気推進化を観点に、各推進器に対して統合したECUの開発を進めます。自律運航船に対しては、航海士の皆様の支援をする自律運航船、機関士の皆様の支援をする機関プラントの自己復旧を目指す自律機関船、そして、主機関の状態監視やCBMにてメンテナンスの最適化を図ることで、課題解決へつなげていきたく考えております。


こうした技術は弊社1社でなく、弊社のコア技術を活かし、パートナー企業様やスタートアップ企業様と協業を図ることで、イノベーションを促進し、革新的な解決策を見出す取り組みを推進してまいります。

詳細は、技術開発をご覧ください